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エックスサーバーの解約方法を徹底解説|手順・注意点・返金まで完全ガイド

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エックスサーバーを解約したいけれど、「どこから手続きすればいいの?」「ドメインやメールは消えるの?」と不安な方は多いでしょう。

この記事では、実際の管理画面の流れに沿って、解約手順を5ステップで丁寧に解説します。
さらに、解約前に確認すべきポイント(更新日・返金・バックアップ)や、「ドメインだけ残したい」ケースの方法まで網羅。

公式ヘルプよりもわかりやすく、この記事1本で解約が完結するように構成しています。
焦らず、安心して手続きを進めましょう。

Table of Contents

まずは知ってほしい。エックスサーバーの解約と退会の違い

エックスサーバーの「退会」は、「サーバー解約」とは別の手続きです。
退会を行うと、契約者情報・請求履歴・メール履歴などがすべて削除されます。
ここでは、退会(会員アカウント削除)までの手順を詳しく解説します。

退会と解約の違いの確認表

項目サーバー解約アカウント退会
対象契約しているサーバー・ドメイン契約者(会員ID)そのもの
手続き場所インフォパネル → 契約情報インフォパネル → 登録情報設定
データ削除サーバーデータのみ削除会員情報・請求履歴などすべて削除
条件契約中のサービスがないこと全サービス解約済みであること

⚠️ 注意:サーバー解約を行っただけでは退会にはなりません。
すべての契約を解約したうえで、退会申請を行う必要があります。

エックスサーバー解約前にやるべきこと

エックスサーバーを解約する前に、最も重要なのが「データのバックアップ」と「WordPressサイトの移行」です。
解約手続きが完了すると、サーバー上のデータはすべて削除され、復旧できなくなります。
ここでは、安心して次のステップへ進むための事前準備を詳しく解説します。

1. データのバックアップを取る

まずは、現在のサーバー上にあるすべてのデータをバックアップしましょう。
特にWordPressを利用している場合、以下の3種類のデータを必ず保存することが大切です。

  • ① Webサイトデータ(WordPressファイル)
    FTPソフト(FileZillaなど)でサーバーに接続し、public_html フォルダ内のすべてのファイルをダウンロードします。
    画像・テーマ・プラグインなど、サイトを構成するファイルが含まれています。
  • ② データベース(MySQL)
    サーバーパネルにログイン → 「MySQL設定」 → 「phpMyAdmin」を開きます。
    左側のデータベース名を選択 → 「エクスポート」タブをクリック → 「実行」を押してSQLファイルを保存します。
  • ③ メールデータ
    ThunderbirdやOutlookなどのメールソフトを使用している場合は、各フォルダをローカル保存します。
    Webメールのみ利用している場合は、必要なメールを手動でダウンロードしましょう。

💡ポイント:
データは外付けHDDやGoogle Driveなど、2箇所以上に保存しておくと安心です。
また、バックアップ日と対象サイトをメモしておくと、後で復元作業がスムーズになります。

2. WordPressサイトを他社サーバーへ移行する

エックスサーバーを解約してもWordPressブログを続けたい場合は、他社サーバーへの移行を行いましょう。
移行は少し手間に感じるかもしれませんが、手順を押さえれば初心者でも簡単です。

移行の基本ステップ

  1. 新しいサーバー(例:ConoHa WING、mixhost、ロリポップ!など)を契約
  2. 新サーバー側にWordPressをインストール
  3. 旧サーバー(エックスサーバー)から取得したデータをアップロード
  4. phpMyAdminでデータベースをインポート
  5. wp-config.php のデータベース設定を書き換える(DB名・ユーザー名・パスワード)
  6. ドメインのネームサーバーを新サーバーの情報に変更

移行を簡単にするプラグイン

  • All-in-One WP Migration:初心者でも簡単。エクスポート&インポートで完結。
  • Duplicator:サイトをまるごとパッケージ化して引っ越し可能。
  • UpdraftPlus:バックアップ+復元機能を自動で実行できる。

⚠️注意:
移行後にドメインを切り替える際、DNS(ネームサーバー)反映には最大72時間かかることがあります。
この間は、旧サーバーと新サーバーの両方が一時的に表示されることもあるため、完全に反映されるまで旧サーバーを削除しないようにしましょう。

おすすめの移行先サーバー

サーバー名特徴初期費用
ConoHa WINGエックスサーバーに似た操作感。高速&初心者向け。無料
mixhostWordPress移行がスムーズ。速度重視派に人気。無料
ロリポップ!コスパ重視。小規模サイトや趣味ブログ向け。330円〜

まとめ:
解約前に必ずバックアップを取り、WordPressの移行準備を整えておくことで、
大切な記事・デザイン・データを失うリスクを防げます。
「データを守ってから解約する」――これが最も重要なポイントです。

まずはこれでOK|エックスサーバー解約の全体像

エックスサーバーの解約は、大きく分けて5つのステップで完了します。
実際には数分で手続きできますが、更新日やデータ削除のタイミングを間違えると、無駄な料金が発生することもあります。
まずは全体の流れを把握して、どんな準備が必要か確認しましょう。


解約までの5ステップ概要

ステップ内容所要時間の目安
Step1契約・更新情報を確認する(インフォパネル)約3分
Step2サーバーパネルにログインする約1分
Step3契約情報から解約申請を行う約3〜5分
Step4確認メールを受け取り、手続き完了約1分
Step5データ削除・請求停止を確認約1〜2分

解約前に必要なものチェックリスト

  • 契約時のインフォパネルID/パスワード
  • 更新日・契約期間(インフォパネル→契約情報で確認)
  • バックアップ(WordPressデータやメールを残したい場合)
  • 登録メールアドレス(解約完了メールを受信できるか確認)

ポイント
  • 解約は**インフォパネル(契約情報管理画面)**から行います。
  • ドメイン契約を残したい場合も同画面で設定可能です。
  • 解約後はデータが完全に削除されるため、バックアップは必ず事前に。

実画面で解説|エックスサーバーの解約手順

ここでは、実際の操作画面に沿って5ステップで解約手続きを完了させる方法を紹介します。
難しい設定はなく、全体で10分ほどで完了できます。
ただし、反映までに少し時間がかかる場合があるので焦らず確認しましょう。


【Step1】インフォパネルにログインする

解約は「インフォパネル」から行います。
まず、下記URLにアクセスしましょう。

🔗 ログインページ
https://www.xserver.ne.jp/login_info.php

ログイン情報:

  • インフォパネルID(X10などのサーバーIDとは異なる)
  • 契約時に登録したメールアドレス・パスワード

ログイン後、左側メニューの「契約関連」欄に「契約情報」「解約」などの項目が表示されていればOKです。

ポイント
IDを忘れた場合は、契約時のメール(件名:「【Xserver】■重要■サーバーアカウント設定完了のお知らせ」)に記載されています。


【Step2】契約情報ページを開く

ログインしたら、左メニューから
**「契約関連」→「契約情報」**をクリックします。

ここでは、契約中のサーバー・ドメイン・プランが一覧で確認できます。
複数契約がある場合は、解約したいサーバー名を間違えないよう注意してください。

表示項目内容
サーバーIDX10・X20などのプラン名
契約期間12ヶ月/36ヶ月など
更新日契約が切り替わる日付(ここが重要)

注意点
契約更新日前の手続きであれば、次回分の料金は発生しません
ただし更新日当日を過ぎると、次の契約が自動更新されるため要注意です。


【Step3】「解約する」をクリックする

契約情報一覧の中にある「解約」欄の右端に、「解約する」ボタンが表示されています。
このボタンをクリックすると、解約申請画面に進みます。

画面内では、以下のような内容が表示されます。

  • 解約対象サーバーID
  • 契約終了予定日
  • 注意事項(データ削除・メール停止の案内)

ここが迷いやすい
「解約する」ボタンを押しただけでは解約は確定しません。
次のステップで解約を進める工程が必要です。


【Step4】「解約申請を進める」をクリックする

「解約する」をクリックすると解約確認画面に移ります。

そうしたら、「解約を進める」をクリックします。

【Step5】解約完了を確認する

クリックが完了したら、再度インフォパネルにログインし、
「契約情報」を開いてステータスを確認しましょう。

状態が「解約申請中」→「解約済み」になれば完了です。
反映には数時間〜1営業日ほどかかる場合があります。

状態意味
解約申請中受付済み、反映待ち
解約済み解約手続き完了(データ削除準備)
利用中まだ解約申請が完了していない状態

注意:データ削除のタイミング

解約完了後、契約終了日を過ぎるとすべてのデータが削除されます。
WordPress・メール・データベースも復元できなくなるため、必ず事前にバックアップを取っておきましょう。


ここまでで、解約の流れ自体は完了です。
次のパートでは、「解約前にやるべき重要チェック」(更新日・返金・データ保存)を解説します。

エックスサーバーの退会手順(アカウント削除)

「解約」と「退会」の違いについてはこちらをどうぞ▲

Step1:全契約を解約する

まず、退会前にすべての契約サービス(サーバー・ドメイン・SSLなど)を解約します。
契約が1つでも残っている状態では退会ができません。

  1. インフォパネルにログイン
  2. 左メニュー「契約関連」→「契約情報」をクリック
  3. すべてのサービスの状態が「解約済み」になっているか確認

💡ポイント:ドメイン契約を残していると退会できません。
不要なドメインも「解約申請」を行っておきましょう。

Step2:登録情報を開く

トップメニューから「登録情報」→「登録情報の確認・編集」をクリックします。


契約者氏名・住所・支払い情報などが確認できます。

Step3:退会申請フォームにアクセス

ページ最下部にある「退会申請する」のリンクをクリックします。

フォーム内では以下の内容を確認します:

  • 契約者情報の最終確認
  • 退会後に削除されるデータ一覧
  • 削除に関する同意チェックボックス

注意:退会後は契約履歴・請求書・領収書もすべて削除されます。
同一メールアドレスでの再登録には時間がかかる場合があります。

Step4:退会申請を送信

内容を確認し、「退会申請をする」ボタンをクリックします。


登録メールアドレス宛に「【Xserver】退会申請受付のお知らせ」が届くので、メール内リンクをクリックすると退会が確定します。

Step5:退会完了を確認

承認後、再度ログインを試みてみましょう。
「該当のアカウントは存在しません」と表示されれば退会完了です。

補足:退会処理の反映には1営業日ほどかかることがあります。
退会後はサポートへの問い合わせも行えなくなるため、未処理の請求や返金がないか確認しておきましょう。

退会前にやっておくべき3つのこと

  • 領収書・請求履歴をPDFで保存
  • ドメイン移管が完了しているか確認
  • 契約時のメールをバックアップ

ここまでのまとめ

  • サーバー解約だけでは退会にならない
  • 全契約を解約 → 登録情報から退会申請 → メール承認の流れ
  • 退会後はデータ・履歴がすべて削除され、復旧不可

退会は最後のステップです。
すべての契約を整理してから、安心して手続きを行いましょう。

ここで差が出る|解約前に必ず確認すべき3つのポイント

エックスサーバーの解約は簡単にできる反面、タイミングを誤ると損をすることもあります。
特に更新日・返金・データ削除に関しては、事前確認が非常に重要です。
ここでは、解約前に絶対チェックしておくべき3項目を整理します。


【1】契約更新日の確認とタイミング

解約を考えたら、まず最初に確認すべきは契約更新日です。
エックスサーバーは「自動更新制」なので、更新日前日までに解約手続きをしないと次回の料金が発生します。

更新日の確認方法

  1. インフォパネルにログイン
  2. 「契約関連」→「契約情報」をクリック
  3. サーバーIDの右側に「契約期間」「次回更新日」が表示される

ポイント

  • 更新日前の10日前までに解約申請しておくと安全。
  • 「更新日当日」に解約しても、次回分が請求されることがあります。
  • クレジットカード払いの場合、更新日より前に自動決済される点に注意。

注意
年契約・3年契約などの長期プランを選んでいる場合、途中解約しても返金はされません
更新日前にしっかり手続きするのが最も無駄のない方法です。


【2】支払い方法別の返金可否まとめ

解約しても、支払済みの期間分は原則として返金されません
ただし、支払い方法によって一部例外があります。
以下の表にまとめました。

支払い方法返金の有無備考
クレジットカード❌ なし契約満了まで利用可能。途中解約でも返金なし。
銀行振込❌ なし解約しても残り期間分の返金なし。
コンビニ支払い❌ なし一括支払いのため返金不可。
請求書払い(法人向け)⚠️ 場合により可サポートへ要問い合わせ。

ポイント

  • エックスサーバーは「前払い制」なので、未使用期間の返金は原則不可です。
  • ただし、ドメイン契約を同時に解約した場合は、ドメイン側の請求が止まるため、以降の費用は発生しません。

【3】データ・メール・ドメインの扱いを理解する

解約手続きをすると、契約期間が終了した時点でサーバー上のデータが完全に削除されます。
削除されるデータの範囲は以下のとおりです。

データ項目解約後の扱い
Webサイト(WordPress含む)全削除(復元不可)
MySQLデータベース全削除(バックアップ必須)
メールアカウント全削除(送受信不可)
ドメイン契約契約が別の場合は残る(続行可)
サーバーパネル情報閲覧不可になる

バックアップ方法(かんたん版)

  • WordPressの場合
    → プラグイン「All-in-One WP Migration」などでエクスポート。
  • メールデータの場合
    → 各メールソフトからローカル保存(Thunderbird/Outlookなど)。
  • データベースの場合
    → phpMyAdminから「エクスポート」→SQLファイルを保存。

注意
データ削除後はサポートに依頼しても復旧できません
契約終了日から逆算して、最低でも1週間前にはバックアップ完了を。


よくある失敗例

  • 「更新日前日に手続きして間に合わなかった」
  • 「バックアップを取らずにWordPressが消えた」
  • 「メールデータがすべて消えて取引履歴が失われた」

どれも“うっかり”から起きやすいミスです。
更新日・支払い方法・データ保存の3つを解約前に必ず確認しておきましょう。


次のパートでは、**「サーバーだけ解約してドメインを残す方法」**を解説します。
「ドメインは使い続けたい」「他社サーバーへ移行したい」という人向けの内容です。

サーバーだけ解約したい|ドメインを残す・移行する方法

エックスサーバーを解約しても、ドメイン契約を残すことは可能です。
ドメインを他社で使い続けたい場合や、別サーバーへ乗り換える場合は、解約時に設定を少し変更しておきましょう。
ここでは代表的な3つのケースを順に解説します。


【ケース①】ドメインもエックスサーバーで契約している場合

あなたが「エックスサーバードメイン」で取得した場合、サーバー契約を解約してもドメイン契約は独立して残ります。
そのため、解約してもURLやメールアドレスは引き続き利用可能です。

手順

  1. インフォパネルにログイン
  2. 「契約情報」ページで対象ドメインを確認
  3. サーバー欄のみ「解約申請」→ドメイン欄はそのまま維持
  4. 必要に応じて「DNSレコード」や「ネームサーバー」を変更

ポイント

  • 解約してもドメイン料金は別途継続します。
  • 次の更新日に支払いが必要です。
  • 他社サーバーを使う場合は、ネームサーバーを新サーバーに切り替えましょう。

例:ConoHa WINGを使う場合
ns1.conoha.io / ns2.conoha.io などに変更。


【ケース②】ドメインは他社(お名前.comやムームードメイン)で取得している場合

この場合、サーバーを解約してもドメイン契約はそもそも別会社管理なので、何も手続きは不要です。
ただし、DNS設定をエックスサーバー経由にしていた場合は、DNS情報の変更が必須になります。

手順

  1. 他社ドメイン管理画面にログイン
  2. ネームサーバーを新しいサーバーの情報に書き換え
  3. 旧サーバーの設定は削除しておく

注意点

  • ネームサーバー変更後、反映まで24〜72時間かかることがあります。
  • その間、一時的にサイトやメールがつながりにくくなる場合があります。

コツ
新サーバーでサイトを先に構築 → 動作確認 → DNS切り替え、という順で進めると、ダウンタイムを最小限にできます。


【ケース③】ドメインを他社へ移管したい場合

もしドメイン管理そのものを他社へ移したい場合は、**「ドメイン移管」**の手続きを行います。
これをすることで、次回更新以降の支払いも新しい会社に移すことができます。

手順

  1. インフォパネルで該当ドメインの「Authコード(認証コード)」を取得
  2. 新しいドメイン会社で「移管申請」を行う
  3. 届いた確認メールに承諾して完了

⏱ 手続き期間:通常3〜7日ほど
💰 費用:移管先の会社により異なる(1,000〜2,000円程度)

注意点

  • 有効期限が7日以内のドメインは移管不可
  • ドメイン移管中はDNS設定が変更できないため、事前にバックアップ・確認を。

ドメイン関連でよくある質問

質問回答
サーバー解約後もドメインメールは使えますか?ドメイン契約が残っていれば、他社メールサーバー設定で利用可能です。
ドメインを残すと追加料金はかかりますか?年間更新費用のみ。サーバー代はかかりません。
ドメイン更新を止めたい場合は?インフォパネルの「契約情報」→「ドメイン」欄から「解約申請」を行うだけでOKです。

まとめ
  • サーバーとドメインは別契約。サーバーだけ解約してもドメインは残せる。
  • 他社サーバーを使う場合はネームサーバー変更を忘れずに。
  • ドメイン移管時はAuthコード取得→申請→承諾の3ステップ。

次のパートでは、解約後にやるべきことと、よくあるトラブルの対処法(FAQ)を解説します。
サーバーを解約して終わりではなく、「データ削除」「請求停止」「メール確認」まで確実に終わらせましょう。

解約後にやるべきことまとめ

エックスサーバーを解約したあとも、データ削除や請求の停止確認、バックアップ検証など、数分でできる重要な作業があります。
ここでは、手続き完了後に必ず行うべきチェック項目をまとめました。


チェック1:バックアップデータを安全な場所に保存

解約後はサーバー内のデータがすべて削除されるため、ローカルまたはクラウドに保存しておくことが必須です。

保存すべきデータ

  • WordPressデータ(wp-content フォルダ)
  • MySQLデータベース(phpMyAdmin → エクスポート)
  • メールデータ(ThunderbirdやOutlookから保存)
  • 画像・PDF・アップロードファイル

ワンポイント
外付けHDD・Google Drive・Dropboxなど、2箇所以上に保管しておくと安心です。


チェック2:請求・支払いが止まっているか確認

インフォパネルに再度ログインし、契約情報のステータスを確認します。

状態意味
解約申請中解約手続き中(反映待ち)
解約済み契約終了、請求停止済み
利用中まだ解約手続きが完了していない

さらに確認しておくと良いこと

  • クレジットカード払いの場合:次回請求明細が止まっているか確認。
  • 領収書/請求履歴はPDFで保存しておく(確定申告・経費用)。

注意
解約申請から反映までは最大1営業日程度かかることがあります。
その間に更新日をまたがないよう、タイミングには注意しましょう。


チェック3:ドメイン・メールの動作確認

サーバーを解約しても、ドメインを残した場合はDNS設定やメール転送設定を再確認しておきましょう。

  • 新サーバーでWebサイトが正しく表示されるか
  • メール送受信が問題なく行えるか
  • DNSの伝播が完了しているか(48〜72時間程度)

コツ
「nslookup」や「DNSチェックツール」を使うと反映状況を確認できます。
一時的にアクセスが不安定でも、通常は1〜2日で安定します。

チェック4:サーバー契約完了メールの保存

エックスサーバーから届く「解約完了通知メール」は、契約終了の証拠書類になります。
あとで請求やトラブルがあったときに参照できるよう、メールフォルダに保存しておきましょう。


トラブルFAQ|解約できない・メールが届かない時の対処法

最後に、解約時によくあるトラブルとその対処法をまとめます。
特に「メールが届かない」「ボタンが見つからない」などは、ユーザーが最もつまずくポイントです。


Q1:解約メールが届かない

A:迷惑メールフォルダ・PCメール拒否設定を確認

  • メール件名:「【Xserver】サーバー解約申請受付のお知らせ」
  • 差出人:「support@xserver.ne.jp
  • キャリアメール(@docomo/@softbank/@ezweb)はブロックされることも。
    → GmailやYahooメールでの再登録を推奨。

Q2:ログインできず手続きできない

A:パスワード再発行を行う

  • インフォパネルのログイン画面下「パスワードを忘れた方はこちら」から再発行。
  • 契約時のメールアドレスに届く再設定リンクで再ログイン可能。

注意:再設定メールが届かない場合は、登録メールアドレスが古い可能性があります。
サポートフォームから「契約者本人確認」手続きを行いましょう。


Q3:解約手続き後も「利用中」と表示される

A:反映まで最大1営業日かかる
システム反映が遅れているだけの可能性があります。
翌日になっても変化がない場合は、サポートに「解約受付番号」を添えて問い合わせましょう。


Q4:メール・サイトが表示されなくなった

A:解約完了後はデータ削除が行われるため復旧不可
ただしバックアップがあれば、別サーバーで復元可能です。
今後のために「バックアップ自動化(例:UpdraftPlus)」を設定しておくと安心です。


Q5:他社へ乗り換える時のおすすめは?

A:コスパ・速度重視なら以下が人気です。

サーバー名特徴初期費用公式サイト例
ConoHa WING高速・初心者向けUI無料ConoHa公式
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アドバイス
エックスサーバーからの移行なら、ConoHa WINGが最もUIが近く、初心者でもスムーズに乗り換え可能です。


次のパート(最終回)では、
「まとめ|安心して解約を終わらせるコツと次の一手」**をお届けします。
ここで記事全体の要点を整理し、行動導線(次に取るべき行動)まで設計します。

まとめ|焦らず正しく手続きすれば安心!

エックスサーバーの解約は、手順自体はシンプルですが、更新日・バックアップ・ドメインの扱いを誤るとトラブルになりやすい部分です。
ここまで読んでくださった方は、すでに全体の流れを理解できています。
最後に、重要ポイントをもう一度整理しておきましょう。


解約手順まとめ(おさらい)

手順内容所要時間
Step1インフォパネルにログイン約1分
Step2契約情報を開く約2分
Step3「解約申請」をクリック約3分
Step4メールで最終確認約2分
Step5契約情報で「解約済み」を確認約1分

ポイント

  • 更新日前に余裕をもって解約する
  • データ・メール・DBのバックアップを忘れずに
  • ドメインを残す/移管する場合は設定変更も忘れずに

解約後にチェックすべきこと

  • データのバックアップ保存先を確認
  • クレジットカードの自動請求が止まっているか
  • ドメイン・メールの動作確認
  • 「解約完了通知メール」を保存

これらを済ませれば、エックスサーバーの解約は100%完了です。


退会手順まとめ(おさらい)

ここでは、エックスサーバーの退会(会員アカウント削除)を完了させるための流れを、5つのステップで振り返ります。
すでにサーバー解約が済んでいる方は、この手順を行えば完全退会となります。

ステップ内容ポイント
Step1すべての契約(サーバー・ドメイン・SSLなど)を解約する1件でも契約が残っていると退会できません。
Step2インフォパネルにログインログインページはこちら
Step3「登録情報」→「登録情報の確認・編集」を開く契約者情報ページの最下部に「退会申請フォーム」へのリンクがあります。
Step4退会申請フォームに入力し、「退会申請を送信」確認メール内のリンクをクリックして最終承認。
Step5ログイン不可を確認して退会完了「該当のアカウントは存在しません」と表示されれば完了です

退会前の最終チェックリスト

  • 領収書・請求履歴をダウンロードして保存
  • ドメイン移管または削除が完了しているか確認
  • 契約時のメール・連絡先をバックアップ

ワンポイントアドバイス:
退会処理を行うと、サポート問い合わせや再契約も制限されます。
本当にすべてのデータが不要かどうか、もう一度確認してから進めましょう。

これでエックスサーバーの完全退会手続きは完了です。
全契約が解約済みであれば、メール承認後1営業日以内にアカウントが削除されます。


次の一手|目的に合ったサーバーを選ぼう

サーバー解約の理由が「コスト」「速度」「運用のしやすさ」にある場合は、目的別に次の一手を考えると効率的です。

ニーズおすすめサーバー特徴
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表示速度・安定性重視ConoHa WINGSSD+LiteSpeedで高速、UIも似ていて乗り換えやすい。
複数サイト運営mixhostドメイン数無制限・自動バックアップあり。

アドバイス
もし「WordPressブログは続けたいけど維持費を抑えたい」という場合は、
ConoHa WINGへ乗り換えると初期設定も簡単でスムーズです。


🧭 この記事のまとめ

  • エックスサーバーの解約はインフォパネルから申請+メール承認の2ステップ。
  • 解約前には更新日・返金・データ削除を必ず確認。
  • ドメインは残せる・移管できる・更新停止も可能。
  • 解約後はバックアップ・請求確認・通知保存を忘れずに。
りょう
りょう

焦らず順に進めれば、数十分で安全に解約が完了します。
この記事を参考に、無駄な費用をかけず、安心して次の一歩へ進みましょう。

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