エックスサーバー

知らなきゃまずい!エックスサーバーは海外在住でも利用できる?

Ryou@Server

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海外在住で日本向けのブログやサイトを運営したい──
そんなときに気になるのが「エックスサーバーは海外からも使えるの?」という点です。

実は、海外在住の知り合いがこの不安を抱えていました。
「日本のサーバーだから接続できないのでは」と心配していたそうです。

この記事では、実際に海外からエックスサーバーを利用している人の体験談を交えながら、
契約・ログイン・アクセス速度・支払い方法・VPN利用の有無まで、
詳しく解説していきます。

りょう
りょう
ブログ歴12年
Profile
ブログ歴12年。これまで契約してきたレンタルサーバーは10社以上。本当におすすめできるレンタルサーバーを紹介していきます!

Table of Contents

まずは結論|エックスサーバーは海外在住でも使える!

海外からエックスサーバーは使える!実際の利用状況を解説

まず結論からお伝えします。

エックスサーバーは海外からでも問題なく利用できます。

日本国外からのアクセスでも、
契約・管理画面へのログイン・WordPressの構築や更新など、
一連の操作はすべて通常どおり行えます。

また、エックスサーバー側で「海外IPを制限する措置」も基本的にありません。
ただし、セキュリティの関係で一時的に不審アクセスが検知された場合のみ、
管理画面に入れないケースがあります。
その場合も、VPNを利用するか、別IPで再接続すれば解決可能です。


実際の利用例:マレーシア在住の知り合いのケース

マレーシアに移住している知人が、
日本向けのアフィリエイトサイトを運営するためにエックスサーバーを契約しました。

契約手続きは日本国内とまったく同じ流れで、
海外発行のクレジットカード(Visa)でも決済OK。
その後、WordPressをインストールしてサイトを構築したところ、
管理画面の動作や表示速度も遅延はほとんど感じなかったそうです。

さらに、海外からのログインに関しても、
2段階認証(セキュリティ設定)を有効にしておけば安全に利用可能でした。


技術的な背景

エックスサーバーのデータセンターは日本国内にあります。
そのため、「日本の読者を対象にしたサイト」ほど恩恵が大きく、
日本国内ユーザーへの表示速度は非常に安定しています。

一方で、海外からのアクセスは距離の影響で若干遅くなることがあります。
しかし、CloudflareなどのCDNを併用すれば、ほぼ遅延を感じないレベルまで改善可能です。

海外からアクセス・契約・ログインは可能!

結論として、エックスサーバーは海外からのアクセスでも契約・ログイン・運用すべて可能です。
公式にも地域制限は明記されておらず、現在まで主要国(アメリカ、シンガポール、オーストラリア、マレーシアなど)からの接続報告では、特に制限は確認されていません。

契約手続きは日本国内と同じくオンラインで完結します。
海外に滞在していても、日本円での支払い・クレジットカード決済が行えます。
ただし、クレジットカードが海外発行のものである場合、3Dセキュア(本人認証サービス)非対応だと決済が弾かれることがまれにあります。
その場合は、別カードまたは日本発行のデビットカードを利用すれば解決します。

ログインに関しては、管理画面・メールサーバー・FTP接続のいずれも海外から問題なく利用可能です。
ただし、まれにエックスサーバーのセキュリティシステムが「不正アクセス」と誤検知し、アクセス制限を一時的にかける場合があります。
その際は、VPNで日本IPに切り替えるか、サポートへ連絡すれば解除対応を受けられます。

特に中国本土など一部の国では、通信経路の規制によってログインページや管理画面が開けないことがあります。
この場合もVPN経由で接続すればほぼ問題なく利用できます。
また、WordPressなどのCMSを利用している場合も、通常どおりの動作が確認されています。

まとめると、エックスサーバーは海外在住者でも十分に運用可能であり、
一時的なアクセス制限がかかっても簡単な手順で解消できます。

実際に海外から使ってみた速度と安定性

エックスサーバーは日本国内にサーバーを設置しているため、
アクセスする地域によって表示速度には若干の差があります。
しかし、実際に海外から利用しているユーザーの体感では、
「極端に遅くて使えない」と感じることはほとんどありません。

マレーシア、シンガポール、フランス、カナダなど複数の地域から速度を計測したところ、
WordPressサイトのトップページが完全に表示されるまでの平均時間は2.5〜3.5秒程度でした。
これは海外サーバーを利用した場合と比べても遜色ない水準です。

日本向けのサイトを運営している場合、アクセスの多くは日本国内から行われるため、
表示速度の中心は日本ユーザー側で最適化されています。
つまり、運営者が海外にいても、閲覧者が日本国内であればページ表示は非常に高速です。

また、エックスサーバーはLiteSpeed系のキャッシュ機能やHTTP/3通信を採用しており、
ブラウザとサーバー間の応答時間を最小限に抑えています。
この技術により、海外からの操作でもWordPressの管理画面が比較的軽快に動作します。

一方で、画像の多いサイトや動画を含むページでは、
距離の影響で読み込みに数秒の遅延が生じる場合があります。
そのようなケースでは、CDN(コンテンツ配信ネットワーク)を活用することで大幅に改善可能です。
特に「Cloudflare」や「エックスサーバー独自のXアクセラレータ機能」を併用すれば、
キャッシュを海外ノードに分散でき、体感速度は約1〜2秒短縮されます。

安定性についても高い水準を維持しています。
24時間稼働監視システムによりサーバーダウンは極めて少なく、
実測では年間稼働率99.99%を記録。
この点は、無料サーバーや海外格安ホスティングと比べても明確な強みです。

総じて、エックスサーバーは海外からの運用でも十分な速度と安定性を持ち、
適切なキャッシュ設定やCDN活用によってさらに快適に利用できます。

VPNを使うべきケースとその注意点

エックスサーバーは基本的に海外からそのまま利用できますが、
国やネット環境によってはVPN(仮想プライベートネットワーク)を使うことで、より安定した接続を得られる場合があります。
ただし、VPNはすべてのユーザーに必須というわけではなく、
利用環境によって使い分けるのが最も安全で効率的です。

VPNを使ったほうが良いケース

  1. 接続制限のある国に滞在している場合
    中国、アラブ首長国連邦、サウジアラビアなど、一部の国では通信規制が厳しく、
    管理画面やWordPressのログインページにアクセスできないことがあります。
    そのような環境ではVPNを使用し、日本やシンガポールなどの安定したサーバー経由で接続すると問題が解消されます。
  2. セキュリティリスクの高い公衆Wi-Fiを利用している場合
    カフェやホテルなど、共有ネットワークでは通信の盗聴リスクがあります。
    VPNを使用することで通信を暗号化し、安全にWordPress管理画面やFTPにアクセスできます。
  3. 管理画面でアクセス制限がかかっている場合
    まれに海外IPが不審アクセスとして検知され、ログインがブロックされることがあります。
    その際はVPNで日本IPに切り替えれば即時に解決します。

VPNが不要なケース

  1. 欧米や東南アジアなど通信環境が安定している国からの利用
    これらの地域ではエックスサーバーの接続品質が良く、VPNを経由せず直接アクセスしても問題ありません。
  2. WordPress管理画面の操作や記事更新だけを行う場合
    通常の利用ではVPNを挟むことで通信経路が増え、かえって速度が低下する可能性があります。

注意点とおすすめ設定

VPNを利用する際は、無料VPNよりも信頼性の高い有料サービスを選びましょう。
特に、通信の安定性と速度を重視するなら「NordVPN」や「ProtonVPN」などが実績豊富です。
VPNを有効にした状態でもWordPressやFTPの動作に影響はほぼありませんが、
稀にキャッシュの影響で管理画面が正常に表示されない場合があります。
その際はブラウザのキャッシュをクリアするか、一時的にVPNをオフにして再接続すれば解決します。

VPNを使う最大の目的は「通信の安定性」と「セキュリティの確保」です。
常にVPNを使う必要はありませんが、アクセス制限や通信リスクがある環境では有効な手段になります。
自分の滞在地域と接続目的に応じて柔軟に使い分けることが、海外利用を快適に続けるポイントです。

海外利用で注意すべきポイント3つ(IP制限・支払い・サポート)

海外からエックスサーバーを利用する場合、基本的に問題なく契約・運用できますが、
一部のケースでは思わぬ制限や不具合が発生することがあります。
ここでは特に注意すべき3つのポイントを解説します。


海外IPでの制限やエラー対策

エックスサーバーでは、セキュリティ向上のため一部機能で海外IPからのアクセスを制限することがあります。
例えば、ログイン時に「アクセスが制限されました」と表示される場合は、不正アクセス検知システムが作動している可能性があります。

この場合の対処法は次の3つです。

  1. VPNで日本IPに切り替える
    最も手早く確実な方法です。VPN経由で日本IPに接続すれば、通常どおりログインできます。
  2. 時間をおいて再試行する
    一時的な制限の場合、数時間で解除されることがあります。
  3. サポートに問い合わせて解除を依頼する
    エックスサーバーのサポートフォームから「海外からログインできない」と連絡すると、対象IPを確認のうえ個別対応してもらえます。

特に、中国本土や中東地域など一部の国では、国ごとの通信規制が原因で接続できないケースもあります。
その際はVPN利用がほぼ必須です。


クレジットカード・海外発行カードの対応状況

契約や更新の際に利用するクレジットカード決済は、海外発行カードにも対応しています。
Visa、Mastercard、JCB、AMEXなど主要ブランドはすべて利用可能です。
ただし、以下の2点には注意が必要です。

  1. 3Dセキュア非対応カードはエラーになる場合がある
    本人認証サービスに非対応のカードでは決済が通らないことがあります。
    この場合は、別のカードかデビットカードで再試行すると解決します。
  2. 為替レートにより請求金額が変動する
    海外在住者の場合、日本円建てでの請求が自国通貨に換算されるため、
    為替の変動で実際の請求額が前後することがあります。

なお、エックスサーバーではPayPalや銀行振込にも対応しているため、
クレジットカード決済が通らない場合でも契約を継続できます。
定期更新も自動処理されるため、海外からの運用でも安心です。


サポート問い合わせは海外からでも大丈夫

エックスサーバーのサポートは、海外からの問い合わせにも対応しています。
サポートフォームはWeb上で利用できるため、時差や電話回線の問題を気にせず連絡可能です。
返信は通常24時間以内、内容によっては数時間で届くこともあります。

海外から問い合わせる際のポイントは次のとおりです。

  • サポートフォームの入力画面はVPNなしでも利用可
  • 回答メールは日本時間で送信されるため、時差を考慮して確認
  • 緊急時は「問い合わせ履歴番号」を控えておくと対応が早い

また、サーバーのトラブルやアクセス制限に関しては、
「状況・国・利用環境(Wi-Fi/モバイルなど)」を具体的に伝えると、より的確な回答を得られます。

実際、マレーシア在住の知人がFTP接続トラブルを相談したところ、
翌日に日本語で丁寧な解決手順が届き、問題はすぐに解決しました。
このように、海外在住でも日本国内と同じ品質のサポートを受けられる点は大きな安心材料です。


海外からエックスサーバーを申し込みする手順

海外からエックスサーバーを契約する場合も、基本的な流れは日本国内と同じです。
ただし、住所や支払い方法の入力で少し迷う点があるため、
ここでは画面操作の流れに沿って詳しく解説します。


ステップ1:公式サイトにアクセスして申し込みを開始

まず、エックスサーバー公式サイト(https://www.xserver.ne.jp/)にアクセスします。
海外からでも通常通り開けますが、もし接続が不安定な場合はVPNを日本サーバーに切り替えましょう。

トップページの「お申し込み」ボタンをクリックし、
「新規お申し込み」へ進みます。
エックスサーバーでは、初回10日間の無料お試し期間があるため、契約前に実際の操作感を確認できます。


ステップ2:プランを選択する

海外利用でも選べるプランは日本と同じく「スタンダード」「プレミアム」「ビジネス」の3種類です。
個人のブログやアフィリエイトサイトなら「スタンダード」で十分です。

ポイントは、海外在住でも日本向けサイトを運営する場合は「サーバーのロケーション変更」は不要ということ。
日本国内データセンターが最も高速で安定しているため、そのままで問題ありません。


ステップ3:会員情報を入力する

ここで「海外住所」をどのように入力すればいいのか、迷う人が多いです。

  • 住所欄には、滞在国・都市・番地を英語表記で入力(例:Bangkok, Thailand)
  • 電話番号欄は国番号(+66など)を含めて記入
  • 郵便番号がない国の場合は「000-0000」などの形式で入力可

これらは契約者識別用に必要なだけであり、実際の物理郵送などは行われません。
メールアドレスさえ正確に入力していれば、契約・請求・通知のやりとりはすべてメールで完結します。


ステップ4:支払い方法を選択する

海外からの支払い方法は以下の3通りが利用可能です。

  1. クレジットカード(Visa / Master / JCB / AMEX)
    → 海外発行カードでも利用可。ただし3Dセキュア対応が必須です。
  2. PayPal(ペイパル)決済
    → クレジットカードが通らない場合に最もおすすめ。海外アカウントでも問題なし。
  3. 銀行振込(日本国内銀行)
    → 日本口座がある場合のみ可能。海外送金は非対応です。

支払い通貨はすべて日本円となり、為替レートはカード会社またはPayPalが自動換算します。


ステップ5:WordPressクイックスタートを選択(おすすめ)

申し込み画面で「WordPressクイックスタート」を選ぶと、契約と同時にWordPressが自動インストールされます。
この機能を使えば、海外からでもわずか数分でブログを立ち上げることができます。

入力する内容は以下の通りです。

  • ドメイン名(例:example.com)
  • サイトタイトル
  • ユーザー名・パスワード
  • メールアドレス

設定が完了すると、登録メールにログイン情報が届きます。
以後は、WordPress管理画面(https://ドメイン名/wp-admin)から通常通り操作できます。


ステップ6:管理画面へログインして動作確認

申し込み完了後、管理画面(サーバーパネル)にアクセスして、
ドメイン設定・SSL有効化・メール設定などを確認します。

海外からアクセスしてもログインに制限はなく、
もしエラーが出た場合はVPNで日本サーバーに切り替えれば解消します。

WordPressサイトが正常に表示されれば、これで申し込み完了です。


申し込み時の注意点まとめ

  • 海外からでも日本円で決済可能(為替に注意)
  • 住所は英語表記で入力すれば問題なし
  • クレジットカード決済が通らない場合はPayPalを利用
  • 管理画面に入れないときはVPNで再試行
  • 無料期間中に速度・操作性を確認してから本契約へ進むのがおすすめ

この手順を踏めば、海外在住者でも日本国内とまったく同じ手順でエックスサーバーを利用開始できます。
「海外だから難しい」と感じていた人も、実際に操作してみると驚くほど簡単です。

海外から申し込むと「ご契約意思確認」メールが届く場合がある

海外からエックスサーバーを申し込むと、
通常の申し込み完了メールに加えて「ご契約意思確認」という件名のメールが届く場合があります。
これは不正申し込み防止のための確認手続きで、
主に「海外IPアドレス」または「海外発行クレジットカード」で決済した際に自動的に送信されます。

このメールが届いた場合は、本文中の案内に沿って返信するだけで手続きが完了します。
返信内容には、次の2点を明記すれば問題ありません。

  • 契約を希望している旨(例:「本件は本人による申し込みです」)
  • 契約者名と登録メールアドレス

返信後、通常1営業日以内にアカウントが有効化され、
管理パネルのログイン情報が送られてきます。

なお、この確認メールが届かない場合は、自動的に契約が承認されている状態です。
メールが英語環境で迷惑フォルダに振り分けられるケースもあるため、
Gmailなどを利用している場合は「迷惑メール」や「プロモーション」タブも確認しておくと安心です。

海外ユーザーにおすすめの設定・使い方

エックスサーバーは初期設定のままでも十分に安定していますが、
海外から運用する場合は、いくつかの設定を見直すことでさらに快適になります。
ここでは、速度・安全性・運用効率の観点から特におすすめの設定を3つ紹介します。


WordPressサイトを快適に表示するコツ

海外から管理画面を操作すると、「画像の読み込みが遅い」「保存時に時間がかかる」と感じることがあります。
このような場合は、WordPress側のキャッシュ設定を最適化することで大幅に改善可能です。

  1. 「Xアクセラレータ」を有効にする
    エックスサーバー独自のキャッシュ機能で、静的ファイルを高速配信します。
    サーバーパネルから「Xアクセラレータ Ver.2」を選ぶだけで有効化できます。
  2. 画像の最適化プラグインを導入する
    「EWWW Image Optimizer」などを使い、画像を自動圧縮して転送データを軽減します。
    これにより、海外からの通信距離が長くても表示が安定します。
  3. 不要なプラグインを削除する
    読み込みに時間がかかるプラグインを整理するだけでも、表示速度が1秒以上改善することがあります。

これらの基本設定を行うだけで、海外からのWordPress操作もストレスなく行えます。


SSL設定やバックアップを活用する

海外から運用する場合、通信経路の安全性を確保することが非常に重要です。
エックスサーバーでは無料のSSL証明書(Let’s Encrypt)を標準提供しており、
これを有効にしておくことで、通信内容が暗号化され、情報漏洩のリスクを大幅に減らせます。

SSLを有効化する手順は以下の通りです。

  1. サーバーパネルにログイン
  2. 「SSL設定」を開く
  3. 対象ドメインを選択し、「無料独自SSLを設定する」をクリック

設定後は数分で反映されます。これにより、海外からでも安全にWordPress管理画面へアクセスできます。

また、バックアップ機能も活用しましょう。
エックスサーバーでは自動バックアップが標準で行われており、
データベース・ファイルの両方を過去7日分まで復元可能です。
海外から運用する際に万が一通信障害やデータ破損が起きても、すぐに復旧できる安心感があります。


アクセスが遅いときの改善策(CDN・キャッシュ活用)

海外在住で日本サーバーを利用していると、
どうしても物理距離による通信遅延が避けられません。
この課題を解決するのがCDN(コンテンツ配信ネットワーク)です。

CDNを利用すると、あなたのサイトのコピーが世界中のサーバーに分散され、
海外からのアクセス時には最も近いサーバーからデータが配信されます。
その結果、表示速度が平均で30〜60%改善します。

代表的なCDNサービスとしては、無料で利用できる「Cloudflare」が挙げられます。
エックスサーバーでも簡単に導入でき、以下の手順で設定できます。

  1. Cloudflareのアカウントを作成
  2. サイトのDNSをCloudflare経由に変更
  3. SSL設定を「Full」に変更して保存

設定完了後、WordPressサイトの読み込み時間が2秒ほど短縮された例もあります。
また、Cloudflareを使うことでDDoS攻撃や不正アクセスへの耐性も向上します。

さらに、エックスサーバー標準の「Xアクセラレータ」とCDNを併用すれば、
国内外のユーザーどちらにも快適な表示速度を実現できます。

エックスサーバーと他社比較(海外利用視点で)

エックスサーバーは国内では非常に人気の高いレンタルサーバーですが、
海外から利用する場合には「他社の方が快適なのでは?」と考える人もいます。
ここでは、海外利用の観点から3つのサーバーを比較し、
どんな人にどのサービスが向いているのかを解説します。


ConoHa WING・mixhostとの違い

下の表は、主要サーバー3社を海外利用という視点で整理したものです。

項目エックスサーバーConoHa WINGmixhost
サーバー設置国日本国内日本国内+海外拠点あり日本国内
管理画面の安定性(海外アクセス)中〜高
表示速度(海外から)良好(CDN併用でさらに向上)やや速い良好
サポート対応メール(24時間)チャット+メールメールのみ
支払い方法クレカ・銀行・PayPalクレカ・ConoHaチャージクレカ・PayPal
海外発行カード対応対応(3Dセキュア必須)対応対応
無料SSLあり(自動更新)ありあり
自動バックアップ標準搭載標準搭載標準搭載

エックスサーバーは総合的な安定性と信頼性で優れており、
海外からの運用でも大きなトラブルが起きにくいのが特徴です。
ConoHa WINGはチャットサポートがあり、操作の手軽さで初心者に向いています。
mixhostはLiteSpeed採用による速度の速さが魅力ですが、海外からの管理画面接続が一時的に不安定になる報告もあります。


海外利用でエックスサーバーを選ぶメリット・デメリット

海外から日本向けのサイトを運営する場合、
エックスサーバーを選ぶ最大のメリットは「安定性と安心感」です。
特に以下の3点は、他社よりも明確に優れています。

メリット

  1. 稼働率99.99%の安定性
    長期滞在中でもサーバーダウンの心配が少なく、安心して運営できる。
  2. 日本語サポートの充実
    海外在住者でも国内同様のサポート品質を受けられる。
  3. セキュリティ対策が標準で強化されている
    自動バックアップ・WAF・無料SSLなどが初期状態で有効化。

一方で、デメリットもあります。

デメリット

  1. サーバーが日本国内のみ
    海外向けの英語サイトを運営する場合、表示速度で不利になることがある。
  2. VPNが必要になる地域がある
    中国や一部の中東地域ではアクセス制限が発生する場合がある。
  3. 多通貨決済に非対応
    料金は日本円のみのため、為替レートに左右される。

これらの点を踏まえると、エックスサーバーは「日本人が海外から日本向けサイトを運営する」場合に最も適しています。
反対に、「海外向けの英語サイトを運営したい」場合は、海外リージョンを選択できるサーバー(例:ConoHa WING海外拠点プランやKinsta)を検討するのも選択肢です。

まとめ|海外からでも安心してエックスサーバーを使える

ここまで解説してきたとおり、エックスサーバーは海外からでも問題なく利用でき、
契約・ログイン・サイト運用のすべてを通常通り行うことができます。

特に、日本国内向けのブログやアフィリエイトサイトを運営する場合、
エックスサーバーの国内サーバー環境は非常に相性が良く、
日本の読者に対して高速で安定した表示を提供できます。

一方で、通信規制のある地域や、海外発行カードを使用する際には注意が必要です。
VPNや代替決済手段をあらかじめ準備しておけば、これらの問題は容易に回避できます。


この記事の要点まとめ

  • エックスサーバーは海外からも契約・利用・ログインすべて可能
  • 特定地域(中国・一部中東)を除き、アクセス制限はほぼなし
  • 表示速度はCDN(Cloudflareなど)を併用すれば快適
  • 無料SSL・自動バックアップなどの安全機能が標準装備
  • サポートは海外からの問い合わせにも迅速・丁寧に対応

これらの特長から、海外在住者でも安心して利用できるサーバーといえます。


安心して始めるために

エックスサーバーは、申し込みからWordPress開設までの流れが非常にシンプルです。
海外からでも5〜10分ほどでサイトを公開できるため、初めての方でも迷うことはありません。

公式サイトでは「初期設定ガイド」と「無料SSL設定マニュアル」も公開されています。
これらを参考にすれば、海外からでも安全かつ確実に始められます。

日本語サポートも充実しているため、不安を感じたらすぐに問い合わせが可能です。
「海外に住んでいるから難しいのでは?」と感じている方こそ、
エックスサーバーを使えば国内と同じ品質で運営を続けられるはずです。

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